『大台ヶ原』と言えば皆さんはどんなことをイメージするでしょうか?正木ヶ原の開けた風景と立ち枯れ。大蛇嵓の急峻な崖。日出ヶ岳から見る熊野灘。富士山が見える場所?等…。ほとんどの方が東大台を想像すると思いますが、大台ヶ原にはそのほかにも西大台、三重県側の大杉谷、尾鷲道…があります。それぞれ違った表情を持っていて、大台ヶ原ってメジャーなようでメジャーじゃない一面もあるんです。初心者さん~上級者さんまでが楽しむことのできる場所。
そんな大台ヶ原。まだ行ってないエリアを探索しようと小谷ガイドと山口で5月末に出かけてきました!
尾鷲辻~堂倉山~地池高~堂倉小屋~日出ヶ岳というコース。堂倉山手前までは尾鷲道を辿ります。この、尾鷲道も素晴らしい道なんです!機会あれば企画しようと思っています。
ハイキングコースを出るとガラッと風景が変わります。ほんとに別世界。森なんですが、西大台とも違う雰囲気です。
そしてビックリするくらいにシャクナゲがキレイ!!!瑞々しい薄いピンクや鮮やかなピンクと新緑が森を彩っています。
この日は雨の予報だったんですが、霧が時々立ち込めてとても幻想的。異世界に迷い込んだ気持ちにさえなります。
来年の春はこの辺りの山行企画を考えますのでお楽しみに。(1年も先ですが…)
こんなに新緑も綺麗なので秋も紅葉が素晴らしいだろう、という話や読図トレーニングにも良いな、という話をしながら尾根を歩きます。林道に下りると綺麗な清流。沢登りでも有名な堂倉谷。そういえば最近沢に行ってないなぁ。
あとは林道をてくてく歩いて堂倉小屋。そして急坂のシャクナゲ坂を登り、日出ヶ岳へ。なんとか雨に降られずに下山できました。1番しんどかったのはシャクナゲ坂でした…。
近々、登山初心者さんのための大台ヶ原の企画を検討中です!